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2025/08/25
医療用ワイヤーハーネスとは|用途・特徴・発注する際の注意点までわかりやすく解説

さまざまな分野で活用されるワイヤーハーネスとは何か基礎から解説するとともに、医療分野における用途や特徴、発注する際の注意点までわかりやすく解説します。
医療用ワイヤーハーネスの発注を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。

ワイヤーハーネスとは

ワイヤーハーネスとは、複数の電線やケーブルを束ねて一体化し、機器や装置内の配線を整理するための部品です。配線の誤接続や断線リスクを減らすほか、組立作業の省力化やメンテナンス性の向上にも効果的とされています。

ワイヤーハーネスの主な用途

ワイヤーハーネスは、医療機器をはじめ、自動車や産業機器など幅広い分野で使用されています。

医療機器

血圧計や心電図などの小型医療機器のほか、MRIやCT、超音波診断装置のような大型医療機器にも使用されており、より精密な診断を実現するために貢献しています。

自動車

自動車のセンサーやエンジン制御、エアバッグなどさまざまな機器をつないで、電力や信号の伝達を叶えています。

産業機械

大型生産設備や工作機械に使用され、長尺のハーネスが導入されることも少なくありません。

社会インフラ

電力設備・交通信号・照明などの社会基盤機器に使用されており、安全で効率的なインフラ運用に欠かせない部品とされています。

通信・データ伝送機器

高速通信やデータ伝送に強いため、基地局や情報機器、データセンターなどにも使用されています。

家電製品

ワイヤーハーネスは、家庭で使用するテレビやエアコン、電子レンジ、冷蔵庫などにも採用され、電力・信号の伝達を効率化しています。

医療機器におけるワイヤーハーネスの用途と役割

さまざまなシーンで活用されているワイヤーハーネスですが、医療分野における用途と役割について詳しく確認していきましょう。

医療機器におけるワイヤーハーネスの用途

医療機器におけるワイヤーハーネスの用途は、小型〜中型医療機器から大型医療機器、その他の医療関連機器などが該当します。

用途具体例
小型〜中型医療機器・血圧計・心電図・カテーテル・患者監視装置
大型医療機器・MRI装置・CT装置・X線撮影装置・超音波診断装置
その他の医療関連機器・医療用カメラ・人工呼吸器・AED

医療機器におけるワイヤーハーネスの役割

医療機器におけるワイヤーハーネスの役割は次の通りです。

信号伝達

センサーや制御装置など、医療機器内外の部位間で制御信号を伝達します。これにより、診断や治療に必要なデータをリアルタイムにやりとりすることが可能です。

機器間の接続

電子部品やモジュールを接続し、機器間をスムーズに連携させることで、システム全体を統合します。

安定した動作の確保

ワイヤーハーネスは、厳格な品質管理と設計基準に基づいて製造される部品です。そのため、長時間の使用であっても安定した動作を提供します。
マルニックスでは、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001の認証を取得し、品質管理を徹底した上で製品を提供しております。
品質管理に関して詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

>品質・環境への取組み

医療用ワイヤーハーネスの特徴

医療用ワイヤーハーネスの特徴には、高い安全性と信頼性・優れた耐久性・電磁適合性(EMC)・正確なデータ伝送性能・用途に応じたカスタマイズの5点があげられます。

高い安全性と信頼性

医療用ワイヤーハーネスは、患者の生命に直結する医療機器で使用される部品です。そのため、優れた高い安全性と信頼性が欠かせません。
ISO9001などの国際規格に準拠した設計・製造により、長期間の使用、厳しい環境下でも安定したパフォーマンスを実現します。

優れた耐久性

医療現場はさまざまな環境が想定されるほか、連続・頻繁な使用も考えられるため、耐久性の高さも求められます。耐摩耗性や耐熱性、耐薬品性など、耐久性の高い素材や構造が必須です。

電磁適合性(EMC)

医療現場では、多くの電子機器が同時に稼働します。そのため、医療向けのワイヤーハーネスには、電磁波による干渉(EMI)を防ぐ電磁適合性(EMC)が欠かせません。外部からのノイズや他機器への影響を最小限に抑えることで、誤作動や信号の伝達障害を未然に防ぎます。

正確なデータ伝送性能

医療機器では、適切な診断・治療のために正確なデータ伝送が求められます。そのため、高品質な導体やコネクタを採用するほか、ノイズ対策を徹底することで、安定したデータ通信を叶えます。

用途に応じたカスタマイズ

ワイヤーハーネスを導入する医療機器によって配線やコネクタ、求められる性能などは異なるため、設計段階から個別に対応しカスタマイズします。

医療用ワイヤーハーネスを発注する際の注意点

医療用ワイヤーハーネスを発注しようと検討されている方は、規格・品質基準の確認・品質管理体制・仕様・要件の明確化の3点に注意しましょう。

規格・品質基準の確認

医療用ワイヤーハーネスは、ISO 13485(医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格)やIEC 60601(医療用電気機器の基本的性能と安全性についての技術規格)などの国際規格に適合しているかを必ず確認しましょう。

これらの規格に則った製品であれば、安全性・信頼性・電磁適合性において高いレベルが担保されています。医療機器の安定稼働と患者の安全を確保するには、規格への適合を忘れずチェックしてください。

品質管理体制

医療用ワイヤーハーネスは、品質管理体制が信頼できる業者に発注しましょう。人材教育や機械・システムの活用による品質の維持、徹底した現場管理など、品質管理体制が整っている業者を選ぶことをおすすめします。

仕様・要件の明確化

発注する前に、医療機器の使用環境や求められる性能、コストなどの要件を明確にしておきましょう。要件が曖昧な場合、納品後のトラブルにつながりやすいだけでなく、追加コストが発生するリスクも高まります。

ハーネス製造ならマルニックスへ相談を

マルニックスでは、これまでの多くのハーネス製造実績を活かし、お客様の多様なニーズにお応えしております。
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