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2025/08/25
産機に使用されるワイヤーハーネスとは|主な種類や加工方法までわかりやすく解説

産機(産業機械)には、ワイヤーハーネスと呼ばれる配線部品が欠かせません。
本記事では、ワイヤーハーネスとは何か解説するとともに、種類や主な用途、加工方法などをわかりやすく解説します。

ワイヤーハーネスとは

ワイヤーハーネスとは、複数の電線やケーブルを束ね、端子やコネクタを取り付けた配線部品です。産業機械や自動車、家電などさまざまな機械に必要とされています。
電力や電気信号を伝える重要な役割を担うことから、人間の体における血管や神経に例えられるほど、機器内部に欠かせないとされている部品です。

ワイヤーハーネスの主な種類

ワイヤーハーネスと一口に言っても、さまざまな種類があります。ここからは、主な種類を紹介いたします。

電力用ハーネス

主に自動車や産業機械、家電などの電力供給に採用されるワイヤーハーネスです。太めの電線を用い、高電流に対応します。主電源ラインや動力系統に使用されます。

信号用ハーネス

センサーや制御装置間の信号伝達用のワイヤーハーネスで、細い電線が多く採用されます。

フラットハーネス

フラットケーブルを使用したワイヤーハーネスで、狭いスペースや可動部の配線に最適とされています。

データ通信用ハーネス

高速データ通信を目的としたワイヤーハーネスで、コンピュータや産業用ネットワークなどの通信機器に使用され、シールド線やツイストペア線が採用されます。

コネクタ付きハーネス

両端にコネクタを装着し、簡単かつ確実な接続が可能なワイヤーハーネスです。配線ミス防止やメンテナンス性向上に貢献するため、産業機械や家電などに広く使用されています。

防水ハーネス

防水性を持たせて設計されたワイヤーハーネスのため、湿気や水分の多い環境でも安定して作動する点が特徴です。

耐熱ハーネス

高温環境に耐える素材を使用したワイヤーハーネスで、エンジン周辺や工場の高温部などで採用されています。

特殊用途ハーネス

医療機器や航空宇宙など、特定用途向けにカスタマイズされたワイヤーハーネスも多く見られます。

産機・自動車・家電などワイヤーハーネスの用途

ワイヤーハーネスは、産機だけでなく自動車や家電などさまざまな分野で使用されています。

産業機械・生産設備

産業機械や生産設備におけるワイヤーハーネスは、自動加工機や搬送装置、制御盤などを接続し、動力や制御信号を伝達します。工場の自動化やロボット制御にはワイヤーハーネスが欠かせません。

自動車

自動車分野におけるワイヤーハーネスは、エンジン制御や照明、エアバッグ、各種センサーなどをつなぎ、電力や信号を伝達します。自動車の電動化や高機能化が進むにつれ、軽量・高耐久性が求められています。

医療機器

医療機器分野では、血圧計や心電図、MRI・CTなどの精密機器内部で使用されています。

家電・民生機器

家電や民生機器では、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなどの内部において、電気信号や動力の伝達のために使用されています。

太陽光発電・エネルギー設備

太陽光発電システムのソーラーパネルやパワーコンディショナ間の電力伝送には、ワイヤーハーネスが使用されています。
その他にも、ATMや自動改札機など、日常的に使用する機械にワイヤーハーネスが使われています。

産機向けワイヤーハーネスの加工方法・製造の流れ

産業機器(産機)向けワイヤーハーネスの加工は、用途や仕様に応じて多様ですが、一般的な工程は以下の通りです。

1. 電線の切断

電線やケーブルを必要な長さに切断します。少量多品種の場合は手動のケーブルカッター、大量生産の場合は自動ケーブル切断機を使用します。

2. 前処理

シース剥きなどの必要な加工処理を行います。電線の被覆を人力で行う場合と、機械による自動方式の2パターンがあります。

3. 端子・コネクタの接続

前処理が完了したら、次の方法で端子・コネクタを接続させます。

加工方法特徴・用途
圧着加工露出させた銅線部に端子を圧着させます。大量生産の場合は自動圧着機を使用します。
圧接加工電線の被覆を剥かず、電線を物理的な圧力で接続します。フラットケーブル等に多く見られる方法です。
はんだ付け端子やコネクタと銅線部をはんだで接続します。精密機器や特殊用途で採用される方法です。

4. 配線・結束・外装加工

図面に従い、切断・加工した電線を配線します。正確に配線後、結束バンドやテープ、チューブなどで束ねて固定します。

5. 検査・出荷

配線検査やロットアウト検査、ピン抜けなどの外観検査を実施し、品質を確認した上で梱包して出荷します。

産機向けワイヤーハーネスを発注する流れ

産機向けのワイヤーハーネスを注文される場合、大まかな流れは次の通りです。

  1. 打ち合わせ
  2. ご契約・ご発注
  3. 材料調達
  4. 生産
  5. 納品

詳しい流れについてはこちらをご確認ください。

>ご依頼から納品までのフロー

産機向けハーネス製造ならマルニックスへ相談を

マルニックスでは、自動車や医療機器、産業機械などに用いる細線同軸・ワイヤーハーネスの製造・販売を手がけております。
これまでの多くのハーネス製造実績を活かし、お客様の多様なニーズにお応えしておりますので、ワイヤーハーネスをお求めの方はお気軽にお問い合わせください。
製品に関する詳しい情報はこちら

>製品紹介/ワイヤーハーネス

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